犬のダイエットの研究が最も進んでいるアメリカで、14年にわたる実験の結果で肥満の犬は病気にかかりやすく、長生きできないというデータがあります。あなたのペットは大丈夫ですか?
最近ではペットの肥満が増えたのと比例しダイエットも流行なのだとか。確かに食べ物をあげすぎて太りすぎのペットとかもいますし。犬の場合は自分で餌を探して食べる訳ではではないので、ペットの健康管理は飼い主次第と言えますよね。 ペットは自ら体重管理はできません。
室内で飼うペット、ほったらかしでなかなか散歩に連れて行ってあげられない場合などで、太り気味になっているペットは多くなってきているようです。ペットのダイエットをしてあげるのは飼い主さん、あなたなのです。
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つねに正確な体重を把握しておくことは、愛犬の健康管理の第一歩。
「太り気味かしら」と気がかりな飼い主さんも、今のところは「標準でしょ」と油断しがちな飼い主さんも、ぜひ習慣にしてほしいのが、定期的な体重測定です。
2週間に1度は体重を測定する習慣をつけましょう。食事の前後やウンチの前後では体重が異なります。測るときは、「ウンチの後」や「夕方のお散歩から帰ってきて水を飲む前」など、毎回、同じ条件のもとで測定してください。愛犬のからだを触って、脂肪のつき具合いをチェックし肥満度を知るのも飼い主さんとして知っておきたいテクニック。
ドッグフードのパッケージに記載されている「総合栄養食」という言葉は、ペットフード公正取引協議会の定めた栄養基準を満たしている、という証拠。本来、新鮮な水と「総合栄養食」を与えているだけで、愛犬の健康維持に必要な栄養素は過不足なく摂取できるはずなのです。でも、もし、間違った量を与えていたら??
気になるフードの給与量、愛犬に必要なエネルギー量について、知っておきましょう。
ドッグフードは、標準的な成犬のエネルギー要求量に基づいて作られているので、食事管理には最適。商品パッケージに表示されている「給与量の目安」を見れば、1日の食事量が把握できるのも手軽です。
ドッグフードにはドライ、ウェット、半生と3種類がありますが、同じドライタイプでも、商品やメーカー・ブランドなどライフステージによって、「代謝エネルギー(例360kcal/100g)」や「かさ」が異なっているのでご注意。袋をよく読み、ライフステージや体格、生活習慣に応じたフードを選んであげましょう。また、フードを目分量で与えるのはご法度です。毎回、キッチンスケールや計量カップを使う習慣をつけましょう。おやつやトッピングを与える場合は、その分、フードを減らすなどの工夫も必要です。 |